DVDビデオ 進呈
 
胸腔・腹腔シャントはコントロールの難しい胸水の治療に使用されます。
胸腔内の胸水は、シャントバルブのマニュアル・ポンピングにより再吸収力の強い腹腔に誘導されます。
また、このシャント療法は従来の治療法である胸腔穿刺、胸腔への薬剤注入(硬化療法)に伴う、患者への負担や苦痛をなくし、患者のQOLの向上が期待できます。

特 徴
1. 胸腔・腹腔シャントバルブはコントロールの難しい胸水を、より再吸収力の強い腹腔に誘導します。
2. シャント療法は従来療法に比べ、患者の負担や苦痛を軽減し、患者のQOLの向上が期待されます。
3. 患者の重要な栄養成分(蛋白・リンパ球等)の保持が可能です。
4. シャントバルブは全身もしくは局所麻酔により、外科的処置で簡単に植え込めます。

患者のQOLの向上
入院期間を短縮します。
胸腔穿刺および硬化療法に伴う損傷が軽減します。
呼吸を楽にします。
重要な栄養成分(蛋白質・リンパ球等)の保持が可能です。

シャントバルブの機構
1. シャントバルブの主要部分はバルブ付きのポンプチャンバーです。胸腔・腹腔シャントバルブはシリコーンゴム製で27cmの有孔胸腔カテーテル(プロキシマル)と、2つのバルブを内蔵する弾力性のあるポンプチャンバーと有孔腹腔カテーテル(ディスタル)の三部分で構成されています。
2. バルブは約1cmH2Oで開きます。バルブの性質上、バルブの開閉時にほんの少量の逆流が起こり得ますが、それ以外の逆流は起きません。
3. ポンプの圧迫操作により、バルブの洗浄および開存性を維持します。シャントバルブをポンピングすると、バルブが自動的に洗浄されるように作られています。また2番目のバルブは、ポンプチャンバーが手動でポンピングされた時に腹腔カテーテルからの液体の逆流を防ぎます。
4. シャントバルブは一体型ユニットのため、通常、手術時に新たなカテーテルを接続する必要はありません。ただし、必要に応じ腹腔チューブは、腹膜腔において適切な位置になるようカットし短く調整できます。
5. X線不透過性ストライプ付カテーテルです。腹腔(ディスタル)と胸腔(プロキシマル)カテーテルは、X線および蛍光透視鏡下で術中・術後のシャントの位置確認が正しく容易にできるX線不透過性ストライプを有する、外径約5mmのカテーテルです。